「おいしい」は体験と空間、調和から生まれる
前回の#.1は自分自身の工夫で「おいしい」を構成する調理技術や知識を深掘りした内容に対し…
#.2は「おいしい」に対し心理的状況、外的要因(外からの情報)自身の経験を踏まえ、紐解いてみようと思います。

【おいしい】の視野を広げる
心理的・環境的要素
「おいしい」には心理的な要素も大きく関わっています。
例えば…
- 非日常感、空間 / 環境でのリラックス
- ピクニックなど普段とは違う非日常的な環境で食事をすると、五感が刺激され、リラックス効果(脳波のα波発生など)によって、普段よりおいしく感じることがあります。
- 期待と記憶
- 過去の良い記憶や食事前の期待感は、脳内で快楽物質(ドーパミンなど)の分泌を促し、実際の味覚体験を向上させます。
- 誰と食べるか
- 誰かと一緒に楽しく食事をすることも、「おいしい」という満足感に大きく関わる社会的な条件の一つです。
- 時間、情報の共有。
- ストーリ性に興味、関心が生まれる。
また、調理者との関係性や、その料理に込められたバックグランドのストーリーが、味わいに影響を与えることもあります。
s1nya.22僕が特にここが需要と感じます。
誰と食事するのか?
どこで何を食べるのか?
直感的であり、すごくそこに人間的に素直さも感じます。
- 思い出、場所などのシチュエーション、誰と食事をするか?
-
懐かし、家庭の味や思い出の味、いろいろな「おいしい」要素がそこにはあります。
例えば…


- ストリートで食べたホットドック John’s Hotdog Deli
- 思い出×外でストリートで散歩しながら


- 景色が絶景のレストランからの食事
- 綺麗な景色×最高のレストランの料理、サービス(窓の外は大西洋)


- 住んでいた家からは風が気持ちよく、昼下がりのコーヒー
- 自然のそよ風(環境)×暖かいコーヒー
- ストリートで食べたホットドック John’s Hotdog Deli
- 環境、シチュエーションが大きく関係する事実。
-
- ストリートフードを片手に街を散歩しながらや、雰囲気と何気ない楽しい時間が「おいしい」を生み出す。
- 景色や音楽、レストランで最高の料理、サービスを通しそのバックグランドのストーリーを感じ「おいしい」を喜びへ昇華される体験。
- 何気ない日常のホッとする瞬間、心地いい自然の風と暖かいコーヒーに香りと雰囲気をゆっくり楽しむ時間が「美味しい」を昇華し喜びに変わる。
※このように、特別な日から日々の何気ない生活、「おいしい」要素が生活の中にたくさん散らばっています。
そこには「おいしい」反応と感情の「喜び」があります。



様々な要素の条件が絡み合い、色々な可能性がマッチして「おいしい」が生まれたりもします!
結果として、どちらも外的要因(外側からの情報)をキャッチし感じる影響がある。
視覚的からの洗練された空間や所作による相互作用
これは視覚的要素の1つ。
#.1では主観的に料理自体にフォーカスした視点に対し、下記はその創り手の所作や動きに対し解説いたします。
- 視覚的に情報をキャッチし、味わいの骨格を形成する。
- 所作などのイメージにより、期待値が上がる。
(例. バーテンダーの所作など、1つ1つの工程が味わいを構築していくイメージ) - 洗練された空間の中では雰囲気と料理や器など、細部にまで物事が調和していること。
(バランスがとれた位置や逆にアンバランスさも同等に調和がとれていれば洗練しているという考えに結びつく)



料理人が「おいしい」要素の1つになる!
ここでは “見せる仕事です”
その中で、様々な要素が重なり合い洗練された空間やテンポのいいその中の所作1つ1つそのすべてが「おいしさ」に繋がっています。
- どうしたら?「おいしい」に直結する?
-
- 当たり前の反復。
- (日々の掃除や片付け、盛り付けのテンポやその動きを最大限化された動きなど)
- 常に所作1つ1つにまで考えながら日々行動する。
- 習慣を追求した先に…
洗練された「おいしい」は生まれると感じます。
- 習慣を追求した先に…
- 当たり前の反復。
音と聴覚
音楽や調理中の軽快な音も「おいしい」の大切な要素と言えます。
音 +「おいしい」
ソニック・シーズニング(音の調味料)
味覚は単独ではなく、聴覚・視覚・触覚などの感覚と相互作用しています特定の音や音楽を流すことで、人間の味覚の感じ方が変わることが研究で示されている
Chat GPTから引用
音と味わいの一覧表
| 音の特徴 | 味の知覚に与えやすい影響(傾向) | 使いどころの例 |
|---|---|---|
| 高音域/明るい音色 (ベル、フルート、ピアノ上音域) | 甘み・酸味↑、軽さ↑ | 柑橘の前菜、発泡ワイン、フルーツ系デザート |
| 低音域/重い音色 (チェロ、コントラバス、ブラス下音域) | 苦味・コク↑、重厚感↑ | ロースト肉、熟成チーズ、樽香の効いたワイン |
| 速いテンポ | 爽快感・キレ↑ | 炭酸、柑橘、軽快な白ワイン |
| 遅いテンポ | 濃厚感・余韻↑ | ビター/ナッツ/カカオ、熟成酒・赤ワイン |
| 滑らかな音色(レガート) | 口当たりの丸さ↑ | クリーミーなポタージュ、ミルキーなデザート |
| 歪み/ノイジー(荒い音) | 渋み・えぐみの自覚↑(注意) | 渋みのある赤を“ワイルド”に見せたい時だけピンポイントで |



料理だけでなく、空間創りも「おいしさ」に凄く重要だと感じます。
ジャズやPops、Hip Hop、レストランコンセプトにより様々で正解は無数にあると感じます。
最近では、自身の店舗のことも考えながら、空間や雰囲気などをよく観る様になりました。
まとめ
最後にまとめとして、「おいしい」は少しの工夫や知識、日々の生活の中での気づきが大切です。
心理的な感情、環境や物事の捉え方1つで「おいしい」=喜びへのアプローチは創れること。
自身もこの記事を書きながら学び直す事ができたり、より深く知識を養ったと感じます。
そして、「おいしい」を誰かと又は皆でシェアし喜びへ昇華することが大切と感じます。
料理人の方々、毎日食事を創る方々、様々な方々へ、この投稿が届くと嬉しいです。
最後までご閲覧 Merci ございました。
s1nya.22
関連記事
ちょっとした自身の経験



余談ですが…
シトシト雨降る夜の日 / アリシア・キーズを聴きながら
Le Temps des Cerises / ル トン デ スリーズ
Avanti Popolo / アヴァンティ ポポロ
そんなシュチュエーションにワインのメッセージが入っているようで選ぶ選曲までマッチさせてくる仕事仲間の先輩には心震えました🍷♩
シュチュエーション × 味わい × 選曲











コメント