料理人がブログを書く理由|集客の先にある生き方の設計

料理人がブログを書く。

最初にそう決めた理由は、かっこいいものじゃありませんでした。

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書いていれば、寝ている間にも収益が生まれるかもしれない!

そんな、ごく正直な動機…

きっと同じ気持ちで始めた料理人の方やブロガーは少なくないと思います。

少しずつ発信も増え、書き続けるうちに”何か”が変わっていきました。

今回の記事は、そんな変化の”キッカケ”や”ブログを継続する本質”のご紹介です。

皆さん、目的や表現は十人十色なので、1つの引き出しとして心の留めて下さい。

目次

自身の表現|可能性の拡張

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こちらの図に、僕はブログ活動をするロードマップを作成してみました。

①文頭の最初の正直な動機

②その後の海外での価値観の変化、自身の店舗を持つ目標を真剣に考えることで生まれた方向性

③一皿では伝えきれないバックグランド、自身の料理と表現の拡張=発信

④信頼は行動=無垢(Innocence)の在り方=行動

⑤繋がりが好循環を生み出す仕組み

⑥家族と子供、未来へ繋げる、料理人であり、一人のパパとしての在り方

結果として、仕事=私事
“生き方”、”在り方”に価値が宿る。

⑦この在り方に価値が宿る(行動、発信)

以下、順に自身の経験をもとに説明していきます。

北欧料理が教えてくれた「自由」という気づき

料理人として海外で学んでいた頃、あることに気づきました。

フランス料理には、長い食文化の中、歴史の中で磨かれた美しくもある程度、固定された世界がある印象でした。

一方、北欧料理はまだ食文化やガストロミー自体の歴史が浅いと聞いたことがあり、だからこそ、そこには自由なクリエイティブさがありました。

まさにNOMAの在り方や表現、発信は世界的にも有名です。

“制約がないから、発想が生まれる”

“余白があるから、表現が育つ”

そこには国柄や”心の在り方”の表現の仕方があると感じました。

その感覚に触れたとき、自分の中で何かが動き始めました。

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自分の料理ってなんだろう?

料理人って?

料理はもしかしたらツールの一つかもしれない…

だとしたら、料理人は表現者なんじゃないかな?

今までは料理にしか、目がなかったし、そこに価値があると思っていましたが、もっと視点、世界を広く捉えることがすごくワクワクするような感覚でした。

この問いが、今の僕のテーマの原点になっています。

もっと自由でいいんだ!じゃ〜素材の組み合わせも、料理の表現もそもそも在り方そのものも…

料理をツールと捉え、料理人が表現者だったら、もっと広い世界になるのではないか?

電脳世界(ブログ)× 現実世界(レストラン)を結んだら?

その考えから、今に至ります。

些細なキッカケが夢中になり、無垢な目標に変わっていった。それがブログを通して学んだことかもしれません。

ブログから広がった繋がり|料理人のためのコミュニティサイトChefs.labo

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発信を継続していたことで、料理人の方々にも届くとこになり、シェフラボさんのオーナーさんにも繋がりが生まれ、現在活動させていただいています。

一皿では伝えきれない(レストランの時間)

レストランでの営業中は様々なお客さんがいます。デートやフーディ(食通)、中までの会食などシュチュエーションは様々です。

説明を濃くする時、時間を作り出すために省く時もあります、レストランで料理を提供する時間は、約2〜3時間。

その時間の中で、僕はバックグランドを伝えたい想いとお客さんが楽しめる時間の提供、その狭間に料理人やサービスはいます。

僕自身はそこに”価値”を見出せないのか?

「説明」を最低限にすることことは正解なのか?

楽しい時間をどう演出するのか?

様々なことを考えた、狭間のチャンスをブログと繋げました。

理由としては、

  • 必要な方には丁寧にお伝えしますが、食べる時間は楽しい時間であるべきだから。
    • 空間と時間を提供することを大切にしています。
    • 利用者の目的がそれぞれに違うため。
  • 料理、その空間そのもののバックグランドを表現できるツール。
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本当は伝えたい想い

・この食材がどこから来たのか?
・どんな生産者が育てたのか?
・なぜ? この組み合わせなのか?

この一皿の背景にある思想、想い、自然との向き合い方。

一皿ごとの説明では、伝えきれない。

だから文字に起こし、発信する形になりました。

食べる前のワクワク感へちょっとしたプラスを…

食べた後になんかいい時間だったね!みたいな余韻を…

ブログという場所が、料理の「背景」を届け、想いを記録する場所になっていきました。

信頼は行動から生まれる|E-E-A-Tという視点

ブログを続ける中で、もう一つ気づいたことがあります。

Googleが評価するE-E-A-Tという考え方があります。

Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)

でもこれは、検索エンジンのための話だけじゃない事実。

  • 現実世界での行動
    • 料理・生産者との関係・開業への歩み、その軌跡がブログの発信を支え、その発信の継続が現実の信頼を深める。
  • 電脳世界と現実世界の一貫性こそが、信頼を育てる。

「無垢に積み上げる」という姿勢は、実はE-E-A-Tそのものだと感じています。
トレンドは真似できる。

でも、積み上げてきた無垢な記録は真似できない。
なぜなら、継続が一番困難で楽しくないとできないことだから!

コツコツ継続する自分自身の”無垢の在り方”

書くこと、発信することが、+αを生む循環になる

ブログを書くことで収益が生まれれば、その分を料理・食材・空間に還元できること。

どのように+αが生まれ、循環するのか?

ブログを書くことで収益が生まれれば、その分を料理・食材・空間に還元できること。

結果として、

より良い食材を選べる。

より豊かな体験を届けられる。その体験がまた発信になり、共鳴した人が集まってくる。

発信 → 共鳴 → 繋がり → 還元 → また発信(好循環)

大切なこと
  • 世の中で一人勝ちしないこと、繋がる全ての誰かと共に豊かになる好循環を生み出すこと。
    • それもまた、サステナブルという視点の一つです。

これは単なるビジネスモデルじゃなく、

循環型社会の小さな実践と自身のテーマを紐付けた設計。

繋がりから生まれる調和と共存

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レストランとしての在り方、家族、家庭としての在り方、料理人という生き方の在り方。

これからの時代は”生き方”や”在り方”に価値が宿ると感じます。

今回、子供が生まれ夫婦で食育にも興味が持てたことや、奥さんが食育の資格を取得したこともこの先、その資格が活かされる表現も取り入れていく予定です。

レストランという場、ブログという発信、そして食育という視点、全てサステナブルの視点があり一貫性を持たせる。

  • 身体のサステナブル
    • 食育・健康・子供という未来
      (未来へ託すサステナブル)
  • 場のサステナブル
    • レストラン・循環型の空間
      (経営や好循環の空間創りへのビジネス視点のサステナブル)
  • 発信のサステナブル
    • ブログ・収益の還元
      (自身の軌跡、経験=”生き方”や”在り方”の価値を創り上げるサステナブル)
  • 繋がるサステナブル
    • 家族・生産者・地域(社会)・仲間
      (共に調和、共存していく”生き方”、”在り方”の無垢な姿勢のサステナブル)

これらが重なり合うとき、レストランは単なる飲食店を超えた存在になれると信じています。

「自分一人ではなく、繋がりから生まれる自然と調和と共存」

それが、Innocenceというレストラン=自身の目指す場所です。

まとめ|好きなこと × 〇〇

料理人がブログを書く理由は、集客だけじゃなくていい。

正解は一つじゃない。発信の形も、表現の方法も、自由でいいこと。

大切なのは、無垢に積み上げていくこと

ここの積み上げる、継続こそ差別化のポイントで好きなことでなければ続かない。

料理人や様々なブロガーの中には、お金目的と割り切れても、どこか熱量が冷めていくことや収益目的から脱却し気持ち(情熱)がないと継続とは困難です。

料理人 × ブログはどんな形?

好きなこと=専門職(料理人)

  • 好きなこと料理 × 発信(積み上げる継続力)
  • 好きなこと × 地域(周りを巻き込む力)
  • 好きなこと × 食育(世代枠を超え、違う視点から発信する)
  • 好きなこと × 循環(繋がる全てがアップサイクルを創り出す設計)

その「好きなこと × 〇〇」を見つけるプロセスそのものが、専門職や仕事=私事いう形に昇華されます。

このことが、”生き方”や”在り方”になり価値に変わっていく。

あなたの「好きなこと × 〇〇」は、何ですか?

その問いと向き合うキッカケが、この記事から生まれれば嬉しいです。

最後まで、ご閲覧 Merci ございました。

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この記事を書いた人

自然 / 調和 / 共存 / 自由 / 無垢

Chef at Innocence

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