料理人が使い分ける3本のオリーブオイル
RE OLIO|FRESCOBALDI|COLONNA|それぞれの使い分け

オリーブオイルは「健康に良い油」という括りで語られがちですが、
料理人の現場では香り・苦味・辛味・余韻によって明確に使い分けられています。
今回は、
- RE OLIO(サレミ・レ)
- FRESCOBALDI(フレスコバルディ・ラウデミオ)
- COLONNA(コロンナ)
この4つを、特徴・味わい・適した料理という視点で整理します。
オリーブオイルの基本知識
まず、オリーブオイルは大きく2種類に分かれています。
下記に簡潔にまとめてみました。
精製オリーブオイルとは?
- 精製オイル+少量のEXVをブレンドの配合。
- 香り・苦味・辛味は控えめ。
- 加熱耐性が高く、風味を邪魔しない特徴。
- 味を作るための油ではなく、調理を成立させるための油。
- 火入れの安定性
「油としての役割」に徹したオイル
EXV(エキストラバージン)オリーブオイルとは?
- 化学処理なし、圧搾のみ。
- 品種・産地・収穫時期で香りが大きく変わる。
- ポリフェノール由来の苦味・辛味が特徴。
「調味料としての油」
- 料理に香り・輪郭・余韻を与えられる=食材の持つ個性を引き立てるて料理の方向性の確立。
- 調味料として使うことで、塩を減らしても満足感が出る。
- 生でも安心して使える。
- 少量で料理の完成度が上がる。
「香り」からのアプローチ
- 香りが強いEXV → 料理を引き締める役割。
- 香りが柔らかいEXV → 全体を調和させる役割。
s1nya.22僕自身も使用しいている3種類を今回、調理用途や特徴を以下にご紹介していきます。
RE OLIO(サレミ・レ)


特徴
- フルーティさは中程度。
- 苦味・辛味は穏やか、味わい、香りには丸味があり優しい味付けに向いている。
- 日常使いしやすいバランス型。
使用シーン
- サラダ。
- 温野菜など、特にカブ、菊芋なども甘味がある様な根菜類と相性がいい印象。
- 仕上げオイル。
- 軽いマリネ系。
▶ 全体の調和を生むオリーブオイル
FRESCOBALDI RAUDEMIRO(フレスコバルディ)


ブランド背景
- トスカーナの名門ワイナリー「フレスコバルディ家」。
- 単一地域・厳格な収穫基準。
- IGPトスカーナ認証。
味・香り
- 青リンゴ、若草、アーティチョークの様なニュアンス。
- はっきりした苦味とシャープな辛味、フルーティさなどのフレッシュさ。
- 香りからの余韻が長い。
使用用途
- 生野菜、カルパッチョ。
- 香りに負けない素材が好ましい。
- 白身魚、肉の仕上げ。
- 肉のローストなどソースなどの立ち位置で使用してもおいしいです。
- シンプルな料理の完成度を上げたい時。
- 醤油を始め和の食材との相性もよく、和の仕立てにも向いている。
- 醤油や出汁、お豆腐などの冷奴や湯豆腐などもおいしく仕上がります。
▶ 料理を引き締めるための一本



上記に記載していますが、肉料理の仕上げなど素材をシンプルにまとめたいアプローチにはもってこいの1本です。
CLONNNA(コロンナ)


ブランド背景
- 1800年代から続く家族経営。
- 手摘み・低温圧搾を徹底。(温度による劣化の徹底)
- ローマ料理との親和性が高い。
味・香り
- トマトリーフ、青バナナ
- 柔らかい苦味と丸みのある辛味
- 温かみのある余韻
この他にも、ヴェルガモット、オレンジ、レモン風味も商品にあります。
どれも凄くおいしくオススメです!



例えば、チーズ類にはどれもオススメですし、僕が凄く好きなのはシンプルなトマトパスタにオレンジオイルです。
トマトベースや甲殻類×オレンジオイル
人参×柑橘類
この様なイメージで調理していくとバリエーションが広がると思います。
使用用途
- 温野菜
- 豆料理・スープ
- パン、フォカッチャ
▶ 包み込むようなオリーブオイル
3種の比較まとめ
味わいの特徴
| 種類 | 香り | 苦味・辛味 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| RE | 中 | 穏やかで丸みが印象的 | 日常使いで幅広い |
| ラウデミオ | 強 | シャープ | 仕上げ・主役 |
| コロンナ | 中〜高 | 丸みがあるも香りよりな印象 | 温かい料理を主軸とし、REとラウデミオとの中間 |
- RE→万能型
- ラウデミオ→緊張感・輪郭
- コロンナ→調和・余韻
オリーブオイルにも好みが存在し、料理の役割に合わせて選ぶ調味料の1つです。



どのように仕立てたいのか?
料理をしているとそんな疑問が生まれることもあります。
難しいことがよく分かんない…
でも食卓をおいしくしたい、そんな方にはRE(サレミ・レ)をオススメします。
僕も迷った時に、この選択になります。
実際に活用した料理


魚の旨みとピクルスの辛味をオリーブでまろやかにするアプローチ


少し甘めのタブレとミント風味、ここに香りと辛味のオリーブオイルで味わいを締める仕立て
価格の比較
| オイル種 | 容量 | 価格目安 | 大さじ1杯(15cc)の原価 |
|---|---|---|---|
| RE OLIO | 500 ml | ¥4,300〜¥5,400 | 約 ¥130〜¥160 |
| フレスコバルディ | 500 ml | ¥5,000〜¥6,500 | 約 ¥160〜¥180 |
| う¥130〜¥160 | 500 ml | ¥4,800 | 約 ¥145 |
| 一般エキストラヴァージン | 750 ml〜1 L | ¥3,000〜¥5,000 | 約 ¥60〜¥100 |
| 業務用大容量低価格 | 1.8〜2 L | ¥3,000〜¥4,000 | 約 ¥25〜¥35 |
まとめ
オイルを変えるだけで、同じレシピ、一皿の印象の表情は大きく変わります。
「何を作るか」だけでなく…
“どんな印象を残したいか”
でオリーブオイルを選ぶ一工夫で料理も楽しくなります。
最後まで、ご観覧 Mreci ございました。
s1nya.22
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※現状、Amazonや楽天では純正品はなくフレーバー入りでしたのでリンクはしておりません。
静岡県内ですとサンヨーエンタープレイズ(株)さんにて飲食店向けに販売しています。












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