料理人がレビュー「バイタミックスの魅力」と他社のミキサーとの違いを徹底解説!

バイタミックスの魅力とは?他のミキサーとの違いと選び方

ミキサーは数多く存在するが、その中でもバイタミックスはソースやピュレの状態のクオリティが一段階上の仕上がりになります。

今回、ご紹介するのは僕自身が使用している型「V1200i」。

一般的なミキサーとも比較、実際の活用を料理人視点で解説していきます。

Vitamix バイタミックス(公式HPリンク)

目次

今回比較する4つのモデル

  • Vitamix V1200i(ハイエンド)
  • Vitamix E310(エントリー)
  • 中価格帯ミキサー(クイジナートなど)
  • 低価格ミキサー(山善など)

性能と価格の比較一覧

項目V1200iE310中価格帯低価格帯
価格帯約7-8万円前後約5万円約1.5〜2万円約3,000〜5,000円
出力1200〜1500W900〜1200W約500W200〜300W
仕上がり完全に滑らかかなり滑らかやや繊維残る粗い
裏ごし不要ほぼ不要必要な場合あり必須
用途料理全般家庭+料理スムージー中心簡易用途

結論|ミキサーの違いは「価格」ではなく「到達点」

  • 低価格帯、中価格帯は「スムージー」など少し素材が粗くても場合向き。
  • バイタミックスは「料理」|ピュレ、ソースなど口当たりの滑らかさに違いを生む。

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どの価格帯のものでも正直、滑らかな状態まで持っていくことはできます。
同時に手間や時間がかかることも事実です。

僕は仕事や手間、時間を作り出すために良いものを使用する考えです。

・日々の仕事や毎日の家庭の料理など、クオリティUP!

・工程や手間、時間を大きく短縮することで日々の中に時間の余裕が生まれる。

※日々の仕事や毎日の家庭の料理など、クオリティや”裏漉し”をする手間や時間を短縮する。

バイタミックスはどんな方に向いている?

プロの方から、料理好きの方が正直いいと思います。

理由は、メリット|デメリットでまとめてみました。

↓

メリット

テクスチャー(食感、状態)の完成度

  • 繊維感が完全に消え、裏ごし不要。
  • ピュレがそのまま料理として成立する。
    • (プロの現場では、食感や盛り付けの状態まで考え料理をしていきます)

香りの抽出力

  • 素材の香りが分離せず、まとまりとして立ち上がる。
  • 「混ぜる」ではなく「抽出」という感覚に変わる。
    • ハーブオイル、スパイスオイル、香りや色合いの状態は短時間で高速に回せることで、摩擦熱を軽減し、色合いを損なわず綺麗に仕上げられる。
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調理過程では、「熱」やピュレやオイルなどの色合いの状態の仕上がりもいいです。

理由は、短時間で高速に回せることで、摩擦熱を軽減し、色合いを損なわず綺麗に仕上げられるため。

作業効率

  • 裏ごしや下処理が不要になり、工程が削減される。
  • 洗い物の軽減。(時間や嫌な仕事を減らす)

汎用性

  • 粉砕、乳化、スープ、ソース、デザートなど幅広く対応。
    • (強弱の調整が細かく設定できる)

デメリット

  • 音が大きい。
  • サイズが少し大きい。
  • 価格が高い。
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僕もここの価格帯がすごく引っかかっていたポイントです。
購入時はAmazonセール時期に購入し、7万→5.5万という価格でした。

※ただし長期使用を前提にするや日々の作業の時間短縮を考えると結果的にコストは逆転するという考えです。

V1200i | E310の違い

項目V1200iE310
容量2.0L1.4L
操作性デジタル+可変アナログ
拡張性高い低め
向いている人料理として使う人初導入・家庭用

バイタミックス質問

よくある質問(公式サイトより引用)

実際の使用例(ピュレ)

材料数量
人参4本
ピュアオリーブ適量
水(ミネラルウォーター)100 – 250cc仕上がりの状態に合わせて調整

牛乳でも可能
塩適量ピンクソルトやフルール ド セルなどのミネラル感のある塩の方が美味しく仕上がります。

人参ピュレ

作り方 (7.ステップ)
  1. 人参は皮剥いて、厚さ4、5mmのスライス
  2. 鍋にピュアオリーブを敷きスライスした人参、ひとつまみの塩、優しく蒸し焼きにしていく
    (ブレゼとシュエが同時に行われているような音や火加減)
  3. 時々、混ぜながら、人参の水分を出しながら火入れしていく下記の人参の状態が潰せる合図
  4. 水分を飛ばしながら炒める=旨みを煮詰めていく
  5. 水分がなくなり、煮詰まったところに水を加える(後にミキサーにかけるので回るギリギリの量)
    ※水はミネラルウォーターの方がクリアな味わいになります
  6. バイタミックスで回し、完成
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僕が創るピュレは乳製品を極力、加えない工程で創ります。

理由は、
・アレルギー対策
・素材の味わいをシンプルにし、ストレートな表現にしたいため

炒める時にバター、水の代わりに牛乳を使用することでより、風味やコクが増しリッチな味わいになります。

※調理のポイント

調理中の音や状態を見て下さい!

バイタミックスの実際の動画

  • パワーを上げながら、回転時間 1:30 – 2:00、程で滑らかな仕上がりになります。
    (仕上がりが重たい場合は加水しながら回して下さい。注意するポイントは最初に水分を加えすぎないこと!)
    • 理由としては、素材の水分量や炒め具合には個人差が生まれてしまいます、レシピは添付していますが水分量は加減しながらがいいと思います。

※今回、使用したオリーブオイル(RE OLIO)もご紹介しています。

バイタミックスとキュイジナートの状態の比較

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キュイジナートで1:30-2:00ぐらいのミキシングでも画像では分かりにくいかもですが…
少し荒さがでて、プロ目線だと裏漉しが必要と感じます。

料理人として感じるバイタミックスの価値

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バイタミックスは単なるミキサーではなく、素材を完全に「分解」できること。

固体を反個体、完全な液体へ変え、再び料理として成立させる。

硬い素材でもパワーでカバーし、素材ごとにアプローチできること、そして調理工程の裏漉しなどの手間を短縮できることで時間が創れることがメリットです。

ただ、離乳食や完了食へ向けた場合はこの少しの荒さがいい場合や料理でも少し舌触りがあるぐらいなど場合によってはメリットにもなります。

自分にあった道具選びをオススメ致します。

まとめ

ミキサーは「混ぜる道具」と感じますが、バイタミックスは素材の構造を変えるという印象です。

日々の調理をより楽しく向上させることで、プロから料理好きの方々まで持っていて損はないキッチンツール。

最後まで、ご閲覧 Merci ございます。

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この記事を書いた人

自然 / 調和 / 共存 / 自由 / 無垢をテーマに

Chef at Restaurant Innocence(静岡県内にて開業準備中)

フランス・デンマーク・東京の現場で経験を積み、地元静岡へ

Le Pont de L'Ouysse(フランス・ミディ=ピレネー)
L'Auberge des Glazicks(フランス・ブルターニュ)
La Table de Joël Robuchon(東京)
AMASS(デンマーク・コペンハーゲン)
Simples、Caravin(静岡)を経て、現在は自身のテーマを軸にしたレストランの実現へ向けて準備中。

一皿の裏側の「食」バックグランドを
様々な造り手さん、生産者さんの想いや思考、自身のサステナブルな「食」の在り方、料理人の生き方を無垢に発信しています。

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